復星国際がハンセンESG 50 指数の構成銘柄に選定され、格上げが継続
2021年9月6日、復星国際はハンセン ESG 50指数(中小型株上位50銘柄)の構成銘柄に正式に選定された。ハンセンESG50指数は、香港に上場している大企業の中で、ESGパフォーマー上位50社の総合的なパフォーマンスを反映しており、 今回復星国際がインデックスに組み入れされたのは、環境・社会・コーポレートガバナンスを含むサステナビリティにおける復星国際の優れたパフォーマンスが評価されたことを示している。
復星国際は2年連続で、企業の持続可能な発展において最も優秀な成績を示した香港の上場企業87社(ハンセン総合指数構成銘柄の上位20%)で構成される「ハンセン・コーポレート・サステナビリティ・ベンチマーク・インデックス」の構成銘柄に選ばれた。
ハンセン指数サービスは、2010年に初めてサステナビリティ(ESG)インデックスを発表し、香港品質保証局(HKQAA)を独立かつ専門評価機関として指定し、独自のサステナビリティ評価とスコアリングメカニズムを用いて、香港の上場企業約500社とA株上場企業1,200社以上のESGパフォーマンスを評価している。 ハンセン指数サービスによると、投資家が投資配分を多様化する際に企業のサステナビリティ・パフォーマンスを重視するようになっており、持続可能な投資が世界的に普及している。
また、ESG評価は復星が長年にわたり重視し続け、積極的に取り組んできた重要業務でもある。近年、復星はESGのあらゆる面において優れており、MSCI ESG格付けはA、ハンセン・サステイナビリティ格付けはA+で、「ハンセン・コーポレート・サステナビリティ・ベンチマーク・インデックス」(上位20%)の構成銘柄にも選ばれた。FTSE ESGスコアも大幅に向上し、業界平均を上回っている。
世界に目を向けた大手私営企業として、復星は社会的責任を果たすためにコロナ対策に積極的な貢献をしている。 2020年1月にコロナ禍が発生して以来、復星は中国国内および海外の20以上の国と地域に緊急物資支援を提供していた。 昨年コロナウィルス感染拡大の際に、中国政府の呼びかけに積極的に応じた最初の企業の1つである復星は、中国国内の状況が最も厳しくて物資が最も不足していた時期に、グローバルのリソースを迅速に調達して国内のコロナ対策を支援した。 2020年コロナ禍が発生して以来、復星は世界中のコロナ対策に、合計1億4700万個以上の物資を寄付した。
復星は、グローバルのリソースの優位性を生かし、コロナ禍に影響された多数の国に緊急物資支援を提供していたほか、ドイツのバイオンテック社と協力してmRNA新型コロナワクチン(「復必泰」ワクチン、すなわちBNT162b2)を開発し、コロナ対策に効果的かつ実質的に貢献している。 「復必泰」ワクチン(BNT162b2)は、今年3月に中国香港・マカオで接種開始し、9月2日には中国台湾地域にも入り、香港・マカオ・台湾でのコロナ対策に積極的に役割を果たしている。
2021年7月、河南省で発生した豪雨災害の翌日、復星ファンデーションは総額5,000万人民元の資金と物資の寄付と発表し、被災地に必要な物資を一刻も早く調達した。 また、復星ファンデーションはメンバー企業やパートナー企業と共に「新米河プロジェクト」を立ち上げ、河南省鞏義市の米河保健センターと当地域の基礎的な保健システムの構築に長期的支援を提供している。
復星は15年以上にわたり、「マラリアのない世界」の構築に取り組んでいる。 概算の統計データによると、2005年以降、復星ファーマ製の合計24種類の抗マラリア薬はWHOの医薬品事前認定(Prequalification of Medicine, PQ)に合格し、2億本以上のアルテスネート注射剤(Artesun®)が国際市場に供給されている。復星ファーマが独自に開発した革新的な医薬品であるアルテスネート注射剤(Artesun®)は、重度のマラリアに苦しむ4,000万人以上の人々の命を救い、そのほとんどがアフリカの5歳以下の子どもたちになった。
昨年から今年にかけて、復星はカーボン・ピークアウトとカーボン・ニュートラルの問題を議論・検討するために特別会議を複数回開催し、カーボン・ピークアウトとカーボン・ニュートラルにおける戦略的目標を設定した。当社は関係会社とともに2030年までにカーボン・ピークアウト、2060年までにカーボンニュートラルという目標に向かって努めている。
復星は、中国に根ざしたコンシューマーグループであり、「修身(自分の行動を修める)、斉家(家庭を整える)、立業(事業を築く)、助天下(世界に貢献する)」という基本的な文化的価値観を会社の設立当初に導入した。この価値観は今見ても適用性が高く、持続可能な文化的価値を持っている。創業30年を迎える復星は、「立業」のために一定の基盤を確立し、「助天下」のために世界へより積極的に貢献していく。復星は、「ビジネス・フォー・グッド」を推進し、コミュニティの発展を促進し、人々の生活を保障し、社会福祉と共同繁栄に助力する。
農村医師は、共同繁栄を促進するための重要な力である。2017年末、中国国家衛生健康委員会の指導のもと、復星は「健康保障と貧困削減に努める農村医師」プログラムを立ち上げた。このプログラムは、この4年間に、全国の16省・市・自治区の72県(いずれも元国家レベル貧困県)にある1万2,545カ所の村保健所に所属する2万3,956人の地方医師を直接に支援し、300万の家族に及んだ。2021年2月25日、北京で「全国貧困脱却堅塁攻略における表彰会議」が開催され、復星は「健康と温暖―健康保障と貧困削減に努める農村医師」プロジェクトで「全国貧困脱却堅塁攻略先進グループ」賞を受賞した。
復星は、中国に根ざし、世界に目を向け、高度にグローバル化された企業として、ESGにおけるグローバル・リーダーになることを目指している。卓越したESGパフォーマンスと優れた財務的成果で、企業は永久に繁栄できると信じており、復星は今後も努力していく。