復星国際が『ブルームバーグ・ビジネスウィーク(中国語版)』の「ESGリーディング・エンタープライズ・アワード」および「ESG リーディング・ソシアル・イノベート・アワード」を受賞
2021年11月15日、『ブルームバーグ・ビジネスウィーク(中国語版)』が主催し、世界最大級の会計事務所であるデロイトと提携し、香港特別行政区政府傘下のインベスト香港、香港銀行家協会、香港証券投資協会、香港CFA協会の支援を受けて開催した「第3回ESGリーディング・エンタープライズ・アワード2021」の結果が発表された。復星国際は、「ESG リーティング・エンタープライズ・アワード」のカテゴリー(時価総額200億香港ドル以上)と「ESG リーディング・ソシアル・イノベート・アワード」を受賞した。
『ブルームバーグ・ビジネスウィーク(中国語版)』は、デロイト社と共同で、香港の上場企業や資産運用会社の中から、環境・社会・ガバナンス(ESG)に優れた企業を表彰する「第3回ESG リーディング エンタプライズ アワード」を開催した。このアワードは、優れたESGパフォーマンスを達成した上場企業や資産運用会社を表彰するとともに、企業がESG戦略において柔軟性を発揮し、「ニューノーマル(新常態)」における持続可能な発展を促進することを目的としている。審査方法はデロイト社の協力を得て開発されたもので、信頼性と客観性を確保するために、独立した審査員団がESGガバナンスの仕組み、目標、パフォーマンス、環境保護、コミュニティプロジェクトなどの分野で候補者のパフォーマンスを審査・評価する。
「ESG領先企業大獎」:表彰復星積極推動全產業ESG可持續發展
「ESGリーディング・エンタプライズ・アワード」:業界全体のESGサステナビリティに対する復星の活動を高く評価
復星が受賞したこの賞は、復星国際の環境・社会・ガバナンス(ESG)、企業の持続可能性、情報開示の実践を評価する。また、「ESGリーディング・エンタープライズ・アワード(時価総額200億香港ドル以上)」賞を受賞した企業には、恒基兆業地産(ヘンダーソン・ランド)、新鴻基地產(サンハンカイ・プロパティーズ)、新世界発展(ニュー・ワールド・デベロップメント)、信和置業(サイノ・ランド)、中国海外発展(チャイナ・オーバーシーズ・ランド)、中国電信(チャイナ・テレコム)、中国香港銀行(ホールディングス)など、香港の主要な上場企業が含まれる。
中国に根ざしたグローバル企業として、復星は事業価値を創造するためのイニシアチブをとり、企業の社会的責任を非常に重視している。復星は、「修身(自分の行いを正しく)、斉家(家庭を整える)、立業(事業を興し)、助天下(世界へ貢献する)」というビジョンと、「世界中の家族の生活を幸せにする」という企業ミッションに基づき、持続可能な発展理念をグループの事業の運営に取りいれていく。
2019年3月、復星国際は、取締役会の下に、6名の取締役で構成され、独立した非執行取締役が議長を務めるESG委員会を設置した。
日常的なESG管理の一環として、復星国際は、ESGイニシアチブの実施を支援し、適切かつ効果的なESGリスク管理および内部統制システムを保証するために、ESG委員会によるESGワーキンググループを設立した。ESGワーキンググループは、董事秘書弁公室、広報・コーポレートコミュニケーションセンター、マーケット・IR部、環境・安全・衛生・品質監督部(EHSQ)、復星財団を含む20の主要部門が参画しており、子会社とともにESG指標を実施・徹底していく。
近年、復星は非常に高いESG評価を得ている。MSCI(モルガン・スタンレー・キャピタル・インターナショナル)のESG評価はAで、ハンセン・サステナビリティ・インデックスはAとなっている。「ハンセン ESG 50インデックス(中型株トップ50)」の構成銘柄に選ばれているほか、2年連続で、「ハンセン・コーポレート・サステナビリティ・ベンチマーク・インデックス」の構成銘柄にも選ばれている。このインデックスは、企業の持続可能性に関するパフォーマンスが最も高い香港の上場企業87社(ハンセン総合指数の上位20%)で構成されている。さらに、FTSE ESGスコアも大幅に向上し、業界平均を上回った。
2021年10月、中信里昂證券 (CLSA)は復星国際に関する初めての詳細なESG調査レポートを発表した。レポートでは、復星が「持続可能な企業発展に対して高まる要求に積極的に対応する」という明確なESGミッションを持っていると報告された。復星は事業展開とESG目標との整合性を保証するために、厳格なESG管理フレームワークとポリシーを持っている。
「ESG領先社區項目獎」:表彰復星助力全球抗疫,展現強烈社會責任擔當
「ESGリーディング・コミュニティ・プロジェクト・アワード」:パンデミック対策への貢献と社会的責任を高く評価
『ブルームバーグ・ビジネスウィーク(中国語版)』による「ESGリーディング・コミュニティ・プロジェクト・アワード」では、復星の積極的なパンデミック対策と世界への貢献が評価された。特に、「復星全球疫情馳援(復星世界パンデミック支援)」および「復星/バイオンテックmRNA新型コロナウィルス感染症ワクチン」プロジェクトと、新型コロナウィルス感染症拡大の影響を受けている様々な国を支援するため、防護用品を緊急に配備した復星のグローバルなリソースの優位性が評価された。また、復星は同グループのヘルス・リソースを最大限に活用し、ドイツのバイオンテック社と新型コロナのmRNAワクチン(メッセージRNAワクチン)を共同開発し、新型コロナウィルス感染症拡大の抑制に大きく貢献した。
2020年以降、世界的に流行した新型コロナウィルスは、世界の企業に大きな課題に直面させた。このコロナウィルス感染症拡大という難題に直面し、復星は速やかに「戦時体制」をとり、組織力を強化し、企業の社会的責任に積極的に取り組んだ。2020年初めに新型コロナウィルスが発生した際、復星はいち早くグローバル医療物資展開計画に着手した。復星は、わずか4日間でドイツから武漢をはじめとする都市の新型コロナウィルス感染対策の最前線に5万着の防護服を輸送した。復星は、自社の強力なグローバル力を活用し、23カ国から防護服、サージカルマスク、人工呼吸器を輸送し、中国のコロナ対策を強力にサポートした。海外でのコロナウィルス感染症の影響が深刻化するにつれ、復星は第2段階対策を迅速に開始し、主要な感染国や地域に多くの物資を送った。
復星は、コロナウィルス感染症拡大の影響を受けている多くの国を支援するために、防護用品を緊急配備するだけでなく、バイオンテック社と提携して新しいmRNAワクチン(復必泰®ワクチン、通称BNT162b2)を共同開発し、コロナウィルス感染症との戦いにおいて強力な防御力を提供するために、最先端の技術を探求し、積極的にワクチンの開発を進めている。現在、「復必泰®ワクチン(BNT162b2)」は、2021年3月には香港・マカオでの使用が開始され、同年9月には台湾にも届き、香港・マカオ・台湾での感染症拡大の予防と抑制に積極的な役割を果たしている。
まもなく創業30年を迎える復星は「修身(自分の行いを正しく)、斉家(家庭を整える)、立業(事業を興し)、助天下(世界へ貢献する)」という企業理念のもと、初心を忘れず、勢いのある波に乗り、高い成長を目指す。将来、復星は「高成長する、共に創業する、多くの社会的責任を負う」というコーポレート・ガバナンスと発展により、多くの社会的責任を担い、環境、社会、ガバナンス(ESG)に焦点をあて、常に価値を創造して社会に還元し、質の高い発展と共同の繁栄を促進していきたいと考えている。現在、カーボンニュートラルや二酸化炭素排出量削減を推進する世界的な流れの中で、地球の持続可能な発展は人類共通の使命である。復星は、メンバー企業と積極的に協力し、特にカーボンニュートラル、カーボンピーク、生物多様性、省エネ・消費削減などの分野でESG戦略と実行を強化し、グループの持続可能な発展を積極的に推進している。